「集中できない」理由は…?

みなさんこんにちは!ちゃれんじ松原教室です。

もうすぐ3月🌷昼間は少しずつ気温も上がってきて暖かい気候の日も増えてきましたね。

子ども達はいよいよ学期末が迫ってきました。

卒業を控えた高校3年生の子と卒業式までもう1か月を切ったね、という話をしました。

感慨深くもあり、寂しくもあります。

さて、今回は学習支援の際にはしばしば見られる「勉強に集中できない」について少しお話してみたいと思います。

宿題に取り組まないといけないのに、集中できずなかなか進まない…💦

放デイに限らず、お家でもあるあるですよね。

松原教室で学習支援を行っていても、「なんだか集中できていないみたい」「なかなか手が進まないなぁ」という姿が見られることはよくあります。

そうした時「集中しなさい!」と注意することは簡単ですが…

そうした声掛けはかえって子どもの気持ちが落ち込み、余計に手が進まなくなってしまう可能性が大いにあります。

子どもが目の前の課題に集中できていない時、何が原因なのか?それを考えることでアプローチは変わってきます。

例えば、

周囲の音や他の子の様子が気になるのか…

問題が難しくて進められないのか…

嫌なことがあって気持ちが切り替えられないのか…

環境なのか?その子自身の問題なのか?

環境が原因で集中できない場合は、パーテーションを用いたり、場合によっては他児と距離を取れるように席を移動したりして刺激を少なくする配慮をして、学習に取り組みやすくする環境作りを行います。

  

先日、こんなことがありました。

宿題の算数ドリルに取り組むことになったAくん。

苦手な筆算の問題がたくさんあり、なんとか手を付け始めるも計算ミスがあり、なかなか進みません。

全部終わらなくても大丈夫だよ、できるところまで頑張ろう!と励ますも、手が動かず…😥

なんだか表情も悪くて元気がないので、問題が難しいだけではないのかも?と感じました。

一体どうしたんだろうと思い話をしていくと、本人が心の中に抱えていたことを話してくれました。

実は、お友達と遊ぶ約束をしていたけれど、事情があってそれをキャンセルしないといけなくなってしまい、それがとてもショックだったようなのです。

今回は仕方ないとなかなか割り切れず、もやもやした思いを本人なりに我慢して抱えていたことが分かりました。

これは集中できないのも分かるなぁと思い、本人の気持ちに共感して話を聞きました。

個別学習支援では、もちろん宿題などに取り組み、習った内容を復習して定着を図ることも大事なのですが、子どもとしっかり向き合って話をすることもとても大事なことなんだとこういう時に改めて気付かされます。

九九を覚えられた!漢字が書けた!という「できた!」だけでなく、

自分の気持ちを言葉にして伝えられた、という「できた!」も受け止めて褒めてあげたいなと感じました。

ちゃれんじ松原教室では、様々な活動を通じてお子様の力を伸ばし、「できた!」と感じられる支援を心がけております。

見学や体験をご希望の方はお気軽にご相談ください🌟

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