鉛筆の持ち方のお話し✎

こんにちは!!ちゃれんじ松原教室です。

みなさんは自分の鉛筆の持ち方を気にしたことはありますか?

「書ければなんでもいいじゃん」「持ち方を直そうとするとうまく書けないからこのままでいいや」「持ち方矯正すると疲れる」とのみなさんの声を聴くことがあります。

”良い持ち方”と言われる持ち方があるのは、字を書くときに効率よく鉛筆を動かせる持ち方だからです。親指と人差し指と中指の3本の指で鉛筆の先端の方を持って、親指と人差し指の間ちょっと人差し指寄りに鉛筆の側面を置いて支えます。この持ち方であれば指の滑らかな動きも手首の動きも使えて滑らかに書けます。

悪い持ち方の例です。こんな持ち方の方周りにいませんか?

握り持ちでは手指の動きが制限されて、鉛筆の動く範囲が狭くなりうまく書けません。もちろん手首の微妙なコントロールも使えなくなります。そうすると、字が小さくなったり、無理に大きく書くと字がゆがみやすくなったりします。手も疲れます。

握り持ちなどの自己流での書き方に手が慣れると、持ち方を変えたときに普段使わない手の筋肉を使うようになるので、うまく書けなかったり、すぐ疲れるようになります。でも、慣れてしまえばそのようなこともなくなります。

人間は学習し覚えます。数十年間の積み重ねて脳と手が覚えた持ち方を大人になってから治すことは難しいです。まだ、鉛筆を持ち始めて間もないときに、”良い持ち方”を覚えてもらった方が治りやすいし、早く覚えられると思います。

鉛筆の持ち方を覚えるための面白いものがあったので、レビューしてみたいと思います。

個人の感想なので、参考までに見てください😊💦

100円ショップに行って探してみると、いくつか持ち方練習グッツありました!

三角形の鉛筆(太芯)

→やや太めになっているので、普通の鉛筆削りでは削れませんでした。手で回すタイプの太い鉛筆を削れるものを一緒に買う必要があります。

普通の鉛筆につけるグリップ

→3つの指を乗せる部分がくぼみになっている柔らかいグリップです。

3本の指を使うのでグリップもはじめてえんぴつも三角形を意識したつくりで、それぞれの指でしっかり持てるようになっています。

それでは、三角形が持ち方に良いのであれば、なんで鉛筆は六角形で作られているのでしょう❔

このあたりの話はまた別の機会にコラムを作って触れていきます。

実際に使ってみましょう

利用しているお子さんの鉛筆の持ち方を見て見ましょう!!今回のレビューにも協力してもらいました。

いわゆる、握り持ちです。

指先で持たずに、親指と人差し指で握りこむように持ち、ペン先は中指の先で固定しています。

書いている場面を見ると手首で指の動きを補うようにして書いています。そのため、字の位置がきれいにそろわなかったり、字の右側が潰れたような窮屈な文字になっていました。

※注!)何回か練習した後の持ち方です。グリップやはじめてえんぴつをいきなり使って上手く持てた訳ではありません。

協力してくれたお子さんはプニュグリップが良かったみたいです。はじめてえんぴつはちょっと持ち難かったみたいです💦

私も使ってみました。協力してくれた利用児の子と同じでプニュグリップが使いやすかったです。色もカラフルで何種類かあって、楽しいし触った感じが柔らかくてペンだことかもできにくそうでいい感じでした。シリコン素材が筆箱に入れておくと汚れが付きそうですが、100円で4つ入りなら買い替えも比較的楽ですし、気にならない方は気にならない程度ですね。

はじめてえんぴつは指との接触面は広いので持ちやすいことは持ちやすいのですが、書いていて芯が平らになったら鉛筆を回して持ち変えるときに3方向でしか持てないので使いにくさを感じました。でも、お子さんのお絵描きなどでの鉛筆導入には良いかもしれません。

~おまけ~

インターネットで持ち方を直す方法を調べていたら、ダブルクリップを使う方法が紹介されていました。これも三角形を意識してそれぞれの指の接触する面を確保する方法ですね。ただ、クリップは金属製で硬かったり凸凹が合ったりであまり持ち心地が良くはありませんでした。出っ張っている部分とかに指があたると少し痛いときもあります(あくまで個人の感想です)。

手軽に試してみるのであれば、クリップ1つでできますのでよいのかもしれません。

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