自閉症スペクトラムってなに?②

こんにちは😊ちゃれんじ元今泉教室です🕊

前回自閉症スペクトラムの特徴についてまとめましたが、今回は特徴の中でも感覚の部分に焦点を当ててまとめてい

きたいと思います🤗

多くの特徴が出てきますので、気になる部分だけでも読んでいただければと思います!

どんな特徴があるの?(感覚)

1.視覚過敏

色や光に対して過敏です。カラフルな物や蛍光灯等の光を強く感じたりすること

があります。蛍光灯は高速で点滅しており、私達が気がつくことがありません

が、過敏な方はその点滅が強い刺激に感じます。また、商品は目立つよう様々な

色を使用していますが、そのコントラストが刺激になる場合があります。本の白

い紙に黒い字でも刺激になる方もいます。

2.聴覚過敏

音に関して過敏です。どの音に対して過敏なのかは人それぞれです。

大きな音を聞くことにより、強烈な痛みや轟音に感じたりする方もいれば

特定の音が大きく響くように感じたりする場合もあります。

自分だけでは音の発生源を対処することが出来ないため、

日常生活が辛く感じます。

音に関して過敏な方は耳を塞いだり、イヤーマフをすることによって

音を遮断、和らげて落ち着くこともあります。

3.味覚過敏

口の中の感覚が過敏で普通の味が濃く感じたり、苦味を強く感じたりする場合があります。

味覚だけではなく、食感に関して過敏な方もいます。

単なる好き嫌いではなく味覚過敏により特定の物しか食べなくなってしまい

偏食となる場合がございます。

4.触覚過敏、圧迫過敏

触覚過敏の方は、洋服のタグや粗い生地の洋服、水に濡れるなど肌に触れるものに

関して過敏です。人に触れられることに関して苦手なことがあります。

人によっては圧迫過敏の方もおり、触れることではなく

抱きしめられることが苦手だったりします。

また、圧迫過敏の方では帽子等の圧迫も苦手で被っていられないことがあります。

5.嗅覚過敏

匂いに関して過敏なので、タバコや化粧品の匂い、

園や学校等では給食室の匂いなどそれぞれ違いますが特定の匂いが苦手です。

苦手な匂いが強い場所は長時間いることが難しいです。

6.感覚鈍麻

鈍麻とは刺激に関して反応が鈍いことを指します。

つまり感覚鈍麻は刺激に関しての反応が鈍いことを言います。

例えが、痛みを感じても泣くことが無かったり、暑さや寒さの感覚、空腹感など

他の人と比較して感覚が鈍く、周りから見て気が付きにくいことがあります。

体調不良時や怪我をした際は本人の訴えがないことがあり

家族の方が心配になってしまいますね。

ここまで色々な感覚過敏に関してお話してきましたが、上記のものが全て自閉症スペクトラムの方に当てはまるわけではありません。当てはまるものがある方もいれば、当てはまらない方もいるかと思います。

もし上記のものに当てはまった方がいれば、この症状は治るのか、、、と不安ですよね。ですが、感覚に関しては特性なので完全に治ることはありません。年齢や経験を重ねることにより、和らぐことはあります。

無理強いはせずに少しずつ本人にあった対処方法で慣れて過ごしやすい環境づくりを行っていきましょう。

次回は、今までの投稿を読んでいただき、もしかしたら自分の子が、、と不安になった際どこに行けば良いのか、どのように診断していくのか、どのような所が利用できるか等投稿していきたいと思います🤗

ここまで読んでくださりありがとうございました😀🌟

参考文献:『発達障害の子どもの心と行動がわかる本』田中康雄監修(西東社)

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